B2昇格の鹿児島が前福岡の兒玉貴通を獲得「自分の持ってるものを全て出して必死に戦いたい」

B2リーグに昇格した鹿児島レブナイズは6月17日、ライジングゼファー福岡から自由交渉選手リストに公示されていた兒玉貴通と、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

福岡県出身で現在32歳の兒玉貴通は、166センチ70キロのポイントガード。地元の県立宗像高校から大東文化大学へと進学すると、4年次のインカレで優秀選手賞とアシスト王に輝いた実績を持つ。2014年に大塚商会アルファーズ(現:越谷アルファーズ)へ入団し、その後はファイティングイーグルス名古屋、香川ファイブアローズを経て今シーズンから福岡へ加入。2023-24シーズンはリーグ戦59試合(うち先発55試合)に出場し、1試合平均23分10秒のプレータイムで8.1得点1.9リバウンド3.5アシスト3ポイント成功率34.1パーセントをマークした。

今回の移籍発表に際して、兒玉は「地元でプレーできたこと、6年ぶりにライジングがプレーオフで戦えたこと、このチームやブースターの方々と一緒に戦えた時間は、かけがえのないものとなりました。個人的に良いも悪いも多くを学ばせてもらったシーズンだったので、今後にいかして、さらに成長した姿を皆さんにお見せできるように頑張ります」と、ファンも含めた福岡の関係者へ感謝。

新天地となる鹿児島のファンへ向けては、「この歴史ある素晴らしいチームの一員になれたことをうれしく思います!チームのために自分の持ってるものを全て出して必死に戦いたいと思います!鹿児島を盛り上げていきましょう」と、クラブ公式サイトを通じてコメントした。

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