【独自】「黄金市場」一部を解体して再開発へ 昭和初期から続く商店街は老朽化 火災の危険度高い「特定消防区域」に 土地を取得した会社「にぎわい生み出す方法を」北九州市

【画像】「黄金市場」一部を解体して再開発へ 昭和初期から続く商店街は老朽化 火災の危険度高い「特定消防区域」に 土地を取得した会社「にぎわい生み出す方法を」北九州市

北九州市で古い歴史を持つ黄金市場商店街の一部が解体され、再開発されることが分かりました。

再開発されるのは、北九州市小倉北区にある黄金市場商店街の最も古い区画、およそ2800平方メートルです。

昭和初期から続く黄金市場商店街は老朽化が進んだ木造の古い店舗が密集し、北九州市から火災の危険度が高いとして「特定消防区域」に指定されています。

最盛期には50店舗以上が営業していましたが、現在は解体に向け、移転や廃業が進んでいます。

土地を取得した地元の不動産会社の上甲幸寿社長(66)は旦過市場一帯での火災以降、復興に向けてあわせて5000万円以上を寄付してきました。

解体後の再開発計画について、上甲社長は「北九州の発展のためににぎわいを生み出す方法を考えていきたい」と話しています。

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