「バイバイするのが悲しかった」けど…園児がヒラメの稚魚放流「大きくなりますように」と願い込め(鳥取)

海の生き物に興味を持ってもらおうと17日、鳥取市で保育園児がヒラメの稚魚を放流しました。

鳥取市の賀露みなと海水浴場でヒラメの稚魚を放流したのは、近くにある賀露みどり保育園の園児です。
この取り組みは、園児に海の生き物を大切にする気持ちを育んでもらおうと、とっとり賀露かにっこ館が毎年行なっていて、体長10センチほどのヒラメの稚魚約100匹を放流しました。1年後には30センチ程度に成長し、漁獲できるようになるということです。

参加した園児:
「ばいばいするところが悲しかったです」
「楽しかった。大きくなりますようにと思って放流した」

とっとり賀露かにっこ館 尾崎雅雄館長:
「水産の楽しみを肌で感じていただいて、好きになってもらいたいという思いで行なっています」

かにっこ館では、子どもたちと一緒にヒラメの放流を年3回行う予定で、今後も海の生き物に触れるきっかけをつくりたいとしています。

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