雛形あきこ 30年以上悩む病気を告白「めちゃイケ」収録時も深刻「前頭葉が痛く明かりがチカチカ見えることも」

 雛形あきこ

 女優の雛形あきこ(46)が、30年以上患う病気を抱えていることを明かした。

 15日配信の「ABEMAエンタメ」で「天気痛」であることを告白した。天気痛とは「気圧の変化により、めまいや頭痛、肩こりなどの不調が起きる」病気。雛形は「基本は頭が痛いという症状なんですけど、前頭葉が重くなる。酷くなると、明かりのようなものが見えて、チカチカすることもあり、気持ち悪くなったりもする」と訴えた。

 中学2年でデビューした当時から苦しんでいるという。「天気ももちろんだけど、気圧が急激に変わるときが痛い。雨が降るときは分かりやすいけど、晴れたときも痛くなる」と、気圧の変化で天気が良くなる際にも症状が表れるとした。

 内耳に気圧のセンサーがあり、敏感に反応することで自立神経に影響するという。レギュラー出演していた「めちゃ×2イケてるッ!」の収録中にも発症しており、「収録が長かったので。痛いまま収録したりすることが多かった」と振り返る。

 グラビアアイドル時代は特に重く、「飛行機に乗って南国に行って撮影して帰ってくる。当時は忙しいから頭が痛くなったと思っていた。飛行機に乗ることで気圧が変わって、南国で光をガンガン浴びて、また飛行機に乗って帰ってきて、きっと脳へのストレスがすごかったんだと思う」と回顧。立てなくなり、撮影している部屋で休むこともあったという。

 37歳のときに、出演した番組で出会った医師から勧められ、治療を開始。日傘やサングラスで光の刺激による脳へのストレスを軽減。自宅では遮光カーテンを使用していることなどを明かした。

 投薬治療も行っており、頭痛が起きたときに使用する注射も常備しているという。

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