インターハイ2種目出場決定へ「北九州地区予選」女子100mハードルで松田晏奈選手が2位《長崎》

長崎をはじめとする北部九州で、今年開催されるインターハイへの出場権をかけた陸上の「北九州地区予選」が諫早市で開催されました。

女子100mハードルに登場したのは、全国での活躍も期待される長崎日大3年の松田 晏奈選手です。

県高総体で大会新記録をマークし優勝した松田 晏奈選手。

4月に開かれた20歳以下のアジア選手権でも銀メダルの活躍を見せました。

今大会で6位以内に入れば、インターハイ出場が決まります。

全体2位のタイムで決勝に勝ち上がった松田選手。

決勝のレースではアジア選手権で敗れた大分雄城台3年の谷中 天架選手と、今シーズン3度目の対決となりました。

序盤は互角の展開でしたが、徐々に谷中選手に離されていく松田選手。

結果は、県高総体決勝のタイムを上回る13秒78の2位でフィニッシュ。

1位の谷中選手が13秒68の大会新記録をマークする高レベルのレースでした。

惜しくも優勝を逃した松田選手でしたが、好タイムでインターハイ出場を決めました。

(長崎日大3年 松田 晏奈選手)

「自分の思うような走りはできなかったが、その中でも13秒7台を出せたのでよかった」

(大分雄城台3年 谷中 天架選手)

「インターハイはもっと調子が上がってくると思うので怖いが、お互い頑張りたい」

(長崎日大3年 松田 晏奈選手)

「タイムを出さないと優勝にはつながらないので、12秒台、13秒台前半をしっかり狙って優勝、記録を狙いたい」

16日のの走り幅跳びでも6位に入賞し、2種目でのインターハイ出場を決めた松田選手。

陸上競技は来月28日に福岡市で開幕します。

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