うその電話で現金150万円だまし取った疑い フィリピン国籍の男逮捕 岐阜県関市

関警察署

  4月、関市の70代女性が、息子を名乗る男からのうその電話で現金150万円をだまし取られた事件で、受け子とみられるフィリピン国籍の男が17日、逮捕されました。

  詐欺の疑いで逮捕されたのは、愛知県知多郡東浦町に住む無職でフィリピン国籍の男(24)です。

  警察によりますと、男は4月19日、何者かと共謀して関市に住む70代女性の家に息子を装って電話をかけ、「株で儲けた配当金の税金が未払いで、すぐに納めないと刑務所に行かなければならない」などとうそを言い、女性から現金150万円をだまし取った疑いが持たれています。

  男は受け子と呼ばれる役割を担い、弁護士を装って女性の家を訪問し、現金を受け取っていたということです。

  警察は、男の認否を明らかにしていません。

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