大仁田厚が一日警察署長に 自転車盗難防止を呼びかけ「ツーロックで守ろう!ファイヤー!」

 神奈川県警田浦警察署の一日署長を務めた大仁田厚

 プロレスラーの大仁田厚(66)が17日、神奈川県横須賀市の田浦警察署の一日警察署長を委嘱され、自転車盗難防止キャンペーンを行った。

 大仁田は「田浦警察署の管轄内で起こる事件のうち、35パーセントくらいが自転車の盗難なんだそうです」と地域で多発している問題を説明。「自転車は身近な乗り物だから、軽い気持ちでちょっとそこまで乗って行こうと、人の自転車を盗むヤツがいる。だけど自転車の盗難は、窃盗です。犯罪です!」と熱く語り、「自転車に、2つ鍵をかけるツーロックをしたら、盗まれません。自分の自転車は自分で守ろう!」と呼びかけた。

 「ツーロックで守ろう!ファイヤー!」とマイクを締めると、京急追浜駅前でワイヤー錠を配布。田浦警察署長からは感謝状が贈られた。

 また、今回のキャンペーンのために作成されたポスターもイベント内でお披露目された。「盗むな!」と直線的に自転車の盗難を抑止する文言と、「自転車はツーロック&防犯登録で守るんじゃ!」と鍵をかける重要性を伝える邪道・大仁田厚らしいセリフが書かれている。ポスターは京急追浜駅や京浜急行バスなど自転車の利用者が多いエリアをはじめ、田浦署の管轄内に掲示される。

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