元衆院議員でタレントの杉村太蔵が15日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。コメンテーターとして出演しながら、コメントを放棄した。
番組では、6月から定額減税が始まる一方で、森林環境税もスタートするなど、値上げラッシュで家計が圧迫する中での効果を問う声があるニュースを扱った。
杉村とともにコメンテーターで席を並べたのが、元大阪府知事の橋下徹氏。MCの今田耕司から意見を聞かれた橋下氏は、「天下の愚策」とぶった切った。
さらに「始めからドンと現金を給付するか、一番いいのは、消費税率を下げれば、特に食品とか生活必需品を下げればいい」「税率を下げれば、物価は下がるのにやらない」「理由は岸田さんが増税メガネというあだ名がついたことで、とりあえず減税だとなった」「森林環境税は最悪」と硬軟おりまぜ自説を述べた。
橋下氏は、森林環境税について質問されても、立て板に水で説明。その間、黙っていた杉村は、「さあ、太蔵くんどうですか？橋下さんの意見は？」と今田から橋下氏への反論、補強などを求められた。
しかし、杉村は「そうですね…」としばし斜め上を見つめたまま。そして、「日本のコメンテーターで、このあとを引き受けるコメンテーターはあまりいないと思いますね。これだけは言わせてもらいますが」と苦笑い。今田から「超えてけ、超えてけ」と檄を飛ばされても、二の句を継げず、完全敗北して、テーマが変わった。
