JR北上線 魅力発信 利用促進向けサイト開設

 西和賀町、北上市、秋田県横手市の関係機関・団体などで構成するJR北上線利用促進協議会(会長・内記和彦西和賀町長)は、同線をPRするポータルサイトを新たに開設した。沿線で撮影された風景写真や関連情報を発信し、利用者増加につなげていく。

 同協議会には25団体が所属。ポータルサイトの開設は同線の全線開通100周年事業の一環として実施し、魅力を県内外の人たちに伝えることなどを目的としている。

 サイトには停車駅と時刻表、北上線の特徴と歴史、観光情報などを記載。各市町の観光協会が撮影した四季折々の沿線の自然風景の写真と動画もアップロードされている。

 同町企画財政課の髙橋光世課長は「列車の旅は、車とは違う楽しみがある。観光客にもたくさん利用してもらいたい。ポータルサイトで県外の人にも北上線のことを知ってもらい、乗車したら沿線の観光地にも訪れてほしい」と期待を寄せている。

© 岩手日日新聞社