【下関ボート・ミッドナイト】村越篤が2節連続優出「出足はいい。スリットの足も悪くない」

気配は上々の村越篤

ボートレース下関の「ミッドナイトボートレース下関3rd西日本スポーツ杯」は17日、準優勝戦が行われた。

村越篤(46=香川)は10Rでイン逃げ。4コースカドから強烈な伸びを誇る真庭明志が、コンマ15のトップスタートを決めてまくりを敢行する。インに構える村越は一瞬ヒヤッとしたが、何とか残して優出一番乗り。レース後は「真庭選手にまくられて、終わったと思いました」と安堵の表情を浮かべた。

準優前の4日目前半6Rは大外から6着大敗も、それを除けば3勝2着2本3着1本の活躍。32号機は日ごとに上向いて「体感は重たいけど、悪くない。出足はいいですよ。ちゃんとスタートを行ければスリットの足も悪くない」と舟足には手応えをつかんでいる。「優勝戦はスタートに集中して行きたい」とキッパリ。

前走の徳山から2節連続優出とリズム良好。12R、3コースから自在に攻めて2020年9月以来3年9か月ぶりのVをつかみ取る。

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