ビリー・レイ・サイラス（62）が、離婚調停中の妻ファイアローズにクレジットカードで9万7000ドル（約1500万円）を使われたとしている。婚約から1年未満となる昨年10月に結婚した2人だが、先月末にビリーは結婚生活に終止符を打つべく離婚を申請をしていた。
新たな申告でビリーは5月23日から6月7日までの間に、ファイアーローズが自身のクレジットカードを許可なしで37回使用、その額は計9万6986ドル（約1530万円）だとしている。
ビジネス用のアメリカン・エクスプレスの使用だったそうで、ビリーはファイアローズの使用を承認したことはなかったという。
今回ビリーは、クレジットカード使用を中止するためファイアローズに対する緊急の接近禁止命令を求め、自身のカードで使った全額を払い戻すよう求めている。
一方ファイアローズの方は、2022年に同棲し始めてからビリーのクレジットカード何枚かの使用許可を得ていたと主張、何の制限もなかったとし、反訴の中で法的に2人はまだ婚姻関係にあり、自身の生活スタイルを維持するため夫妻の金銭を使用できるとした。更にビリーが返却を求めている額のうち4万5000ドルは、自身を担当する法律事務所によって間違えて請求されたもので、すでに払い戻し済みとしている。ビリーは先月、価値観の違いと不適切な夫婦間の行為を理由に離婚を申請、さらに詐欺を理由に結婚取り消しを求めていた。
ちなみに「不適切な夫婦間の行為」が今回のファイアローズのクレジットカード使用であったのかどうかは不明となっている。
そんな2人は結婚当時、自分たちの結婚式について、「私たちが想像し得る最も完璧で幻想的な愛の祝福だった」と綴っていた。ビリーは娘マイリー・サイラスをもうけたティッシュ・サイラスと2022年4月に28年間の結婚生活を解消、ティッシュは昨年8月に『プリズン・ブレイク』の俳優ドミニク・パーセルと再婚している。
