トム・モレロ、ギターを猛特訓した13歳の息子とレコーディング

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリスト、トム・モレロ(60)が13歳になる息子とレコーディングをしたという。

ローマン君と共演したのは、ソロアルバム用の『ソルジャー・イン・ジ・アーミー・オブ・ラヴ』という曲で、トムは息子がコロナによるロックダウン中にギター練習に明け暮れていたとNMEに話している。「この曲は僕の13歳の息子ローマンとのコラボレーションだ。パンデミックの間に、僕らがパンを作ったり外国語を学んだりする中、彼は1日8時間ギターを練習していた」「僕は家族の中で、リズムギターに格下げさ、今や張り合ってくる最高の天才がいるんだ」

そしてローマン君との共作に至った経緯について、「ある日彼の部屋の前を通り過ぎたら、ドロップDのリフが中から聴こえてきて、『一体なんだ』って尋ねると、彼は、『ちょっとリフを試しているんだ。これいい感じになると思う?』て答えたね」「僕は、『息子よ。それはかなり良くなるだろう、一緒に初めての曲を書こう』ってね」と続けた。

同曲についてトムはこう説明する。「多世代間のモレロリフで、素晴らしいギターソロがある。どっちが弾いてるのかって皆は思うだろう」

そしてローマン君の音楽の才能について誇りに思うとしてトム、練習に明け暮れる息子から刺激を受けているそうだ。

そんな2人の初コラボ曲『ソルジャー・イン・ジ・アーミー・オブ・ラヴ』は6月28日リリース、トムの次のソロアルバムに収録予定だ。同アルバムについて詳細は明かされていないものの、ザ・ナイトウォッチマンなどサイドプロジェクトに続いてトムの初めてのフルレングスのソロアルバムとなる。

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