ロシア拘束の米記者、スパイ容疑の審理非公開 26日開始

Guy Faulconbridge

[モスクワ 17日 ロイター] - ロシアの地方裁判所は17日、スパイ容疑で収監されている米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者の審理を非公開で26日に開始すると発表した。

ロシア当局は2023年3月、中部エカテリンブルクでゲルシコビッチ氏を拘束。検察庁は今月13日、ゲルシコビッチ記者は米中央情報局(CIA)の指示を受けロシア軍需企業の情報を収集していたことが「立証された」と発表した。

審理はエカテリンブルクにあるスベルドロフスク地方裁判所で行われる。

米国務省のミラー報道官は記者団に対し、裁判が非公開で行われることを米国は懸念しているとし、「われわれは裁判への出席を試みるが、可能かどうかは分からない」と語った。

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