阪神・佐藤輝 交流戦ラスト「勝って終わる」2戦連続4番で長打、活躍に期待

 活躍に期待がかかる佐藤輝

 阪神・佐藤輝明内野手(25)が交流戦ラストの日本ハム戦へ向けて、「勝って終われるように頑張ります」と“勝ち締め”を誓った。

 15日のソフトバンク戦から2試合続けて「4番・三塁」として出場。16日はチーム初安打から前川の満塁ホームランにつなげるなど打線をけん引してマルチ安打を記録した。打点は付いていないものの、2試合連続で長打を放っており、好機の演出に期待がかかる。

 7日に昇格したため日本ハムとは3月3日のオープン戦以来の対戦となる。昨年の交流戦での対戦成績は11打数3安打で打率・273、オープン戦でも長打をマークし悪くない相性だ。チームは5月29、30日ともに6点差で連敗し、「監督含め勢いがあると思う」と分析。初対戦となる細野に対しても「しっかりミーティングして」と入念な準備で臨む。

 ここまで打率・210だが、調子は上向き。「しっかり先制点取って楽に進めるように、自分たちのペースに持っていって頑張ります」。主砲らしい打撃で、勝って勢いをもたらす。

© 株式会社神戸新聞社