新紙幣対応を急げ 精算・券売機の更新急増 鉄道、小売り、外食各社で

今月13日に稼働した新紙幣対応の新型精算機(名古屋駅直下のエスカ駐車場で)

 20年ぶりとなる新紙幣が、7月3日から流通する。パチンコホール向けの設備機器などを製造販売するダイコク電機(本社名古屋市)では、主力製品の一つであるパチンコ玉やスロットメダルの貸出機の更新需要が急増。部品の交換や、プログラムの変更などの対応に追われている。飲食や鉄道各社も券売機の更新を進め、JR東海はすでに対応を完了した。中部企業の動きを探った。

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