「何か喉に刺さるような刺激を感じた」札幌中心部のオフィスビルが一時騒然 喉の違和感や咳の症状訴える人が続々とビルから避難 原因は不明 調査続く 北海道札幌市

6月17日朝、札幌中心部のビルで、中にいた人たちが突然喉に違和感を覚えたり、せき込んだりしたため、中の人が一時避難。周辺は騒然となりました。「現場は豊平川や二条市場もほど近い札幌の中心部です。こちらのビルで複数人が被害を訴えたということです」(沼田海征記者)警察によりますと、午前10時ごろ札幌市中央区南2条東3丁目のビルで「20人くらいせき込んでいる人がいる」と消防に通報がありました。

南2条東3丁目のビル

居合わせた人によりますと1階から3階にいた複数人が喉の違和感を訴えたり、せき込んだりしたということです。「階段降りてる途中に臭いはなかったんですけど、何か喉に刺さるような刺激を感じて、1階に降りてみたら、1階でも咳き込んでる人がいた」(ビルの中にいた男性)「喉に違和感があって、咳き込むという症状が出てきた。特にそれ以外は鼻水とかくしゃみとかそんなに出なくて」(ビルの中にいた男性)中にいた人たちが避難するなど周囲は一時騒然となりましたが、搬送された人はおらず、周辺の規制も午後には解除されました。警察が原因を調べています。

© 北海道文化放送株式会社