『スカイキャッスル』に田辺誠一、大谷亮平、鈴木浩介ら出演 エリート脳外科医の夫役に

7月25日よりテレビ朝日系で放送がスタートする松下奈緒主演の木曜ドラマ『スカイキャッスル』に、田辺誠一、大谷亮平、鈴木浩介、本多力が出演することが決定した。

本作は、華麗なる勝ち組セレブ妻たちが暮らす高級住宅街「スカイキャッスル」を舞台に繰り広げられる“ドロ沼マウントバトル・サスペンス”。主演の松下を筆頭に、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪が集結し、生き馬の目を抜く壮絶バトルで激突する。

田辺らが演じるのは、妻たちに負けじと、欲にまみれた“出世バトル”で火花を散らすセレブ夫たち。高級住宅街「スカイキャッスル」に暮らすセレブ妻たちの夫は皆、名門「帝都病院」の脳神経外科に籍を置くエリート医師。飽くなき妻たちがさらなる幸せを求め、子どもの受験でもしのぎを削る中、夫たちは院内における出世バトルで闘志を燃やす。

その中でも、エリート街道まっしぐらで、次期脳神経外科部長との呼び声も高い人物が、妻・紗英(松下奈緒)同様にザ・セレブな経歴を誇る野心家・浅見英世(田辺誠一)。そして、そんな英世の一派に属しているのが、妻・杏子(比嘉愛未)も眉をひそめるほどエゴイストな二階堂亘(鈴木浩介)と、妻・美咲(高橋メアリージュン)の尻に敷かれているお調子者の腰巾着・夏目龍太郎(本多力)。彼らはそれぞれ風を読みながら、自らの出世を目論んでいる。

ところが、ある日、妻・泉(木村文乃)と同じく人格者である医師・南沢公平(大谷亮平)が病院長にスカウトされ、帝都病院にやって来たことから勢力図は激変。焦った英世&亘&龍太郎は公平への敵意をむき出しにし、出世バトルは苛烈を極めていくことに。

さらに、過度にも程がある“モラハラ”教育パパの亘が、子どもの受験バトルでも暴走。加えて、英世がとうに清算していたはずの過去も不意に頭をもたげ、まさかの騒動へと発展してしまう。

本作の原作は、韓国ドラマ『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』。原作を制作した韓国の大手スタジオSLLとテレビ朝日は5月、グローバルコンテンツを共同開発および共同制作するMOU(基本合意書)を締結しており、今回は締結後“初”の日韓共同プロジェクトとなる。

SLL制作部門代表のパク・ジュンソは「この作品が韓国で社会現象になるほど愛されたように、日本でも大きな反響を呼ぶ作品になることを願っております」とコメント。日本版では、受験事情にあわせて子どもたちが挑む設定を大学受験から高校受験に改めるなど、日本に適合した設定変更が行われている。

田辺誠一(浅見英世役) コメント
本作の出演オファーを受けた際の心境
原作の韓国版がとてつもなく面白く、英世に相当する役も好きだったので、オファーを頂いてうれしかったです。

英世を演じるにあたり、意識していること
英世は仕事や家庭にプライドと誇りを持っている人物です。傍から見たら間違っていたり、滑稽に見える部分もあるかもしれませんが、自分の信念を持って存在できたらいいなと思います。

視聴者へのメッセージ
大人も子どもも登場人物がみんなクセ者で、それぞれの信じる幸せに向かって突き進んでいきます。人と戦ったり、協力したり…その人間模様を楽しんでいただけたら、うれしいです。

大谷亮平(南沢公平役) コメント
本作の出演オファーを受けた際の心境
原作の韓国版を楽しく見ていましたし、正義感の強いこの役に魅力も感じていたので、今回その役で参加できることを大変うれしく思っています。

公平を演じるにあたり、意識していること
他のキャストの方々とは対立関係にあることが多いのですが、自分の信念を曲げずに妻、家族を守り抜く公平の人間性を大切に演じていきたいです。

視聴者へのメッセージ
周りの友人に「何か面白い韓ドラないかな?」と聞くと、必ず『SKYキャッスル』の名前が挙がっていました。ストーリーの面白さが抜群なので、これを日本人キャストでリメイクすると、どんな世界観が広がっていくのか。私自身も楽しみにしています。

鈴木浩介(二階堂亘役) コメント
本作の出演オファーを受けた際の心境
僕、韓国ドラマがすごく好きなので、お話しを頂いたときは、うれしかったと同時に、ちょっと大丈夫かな……という不安も襲ってきました。韓国版のファンの方もたくさんいらっしゃるでしょうし、その方たちの期待を裏切らないようなリメイクになったらいいなという思いでした。

亘を演じるにあたり、意識していること
亘はモラハラ夫なのですが、そういう人にならざるを得なかった背景を、ちゃんとリアリティーをもって演じさせていただければ……と思っています。
ちなみに、比嘉さんが演じられる妻は“よくできた妻”といいますか……よくこんな夫を見捨てず、ちゃんと前向きに生きているな、と(笑)。一番まっとうなんじゃないかと思うようなキャラクターを、比嘉さんが素敵に演じてくださり、光栄です。

視聴者へのメッセージ
日本版にはまた、日本版ならではの展開の早さなど、いろんな良さがあると思います。本家の『SKYキャッスル』を全部見終わったお客様でもまた楽しめる作品になるよう、スタッフ・キャスト一同全力で頑張りますので、ぜひご覧になってください!

本多力(夏目龍太郎役) コメント
本作の出演オファーを受けた際の心境
オファーを頂いて、とてもうれしかったです。原作ドラマを見たことがなかったので、さっそく見ました。むちゃくちゃ面白かったです。すぐに次の話を見たい気持ちと、これの日本版をやるのか……というプレッシャーがせめぎ合い、とりあえずいったん2話で見るのをやめて、コーヒーを飲んでぼーっとしました。

龍太郎を演じるにあたり、意識していること
家族愛が身体からにじみ出るよう、妻役の高橋メアリージュンさんと息子役の子の写真を1日5回は見るようにしています。

視聴者へのメッセージ
木曜日に起きたら、夜の放送が楽しみでドキドキワクワクしながら1日を過ごしてもらえるようなドラマになるよう頑張ります! あ、いや、水曜日の夜、早く木曜日が来るように早寝する……そんなドラマになるように頑張ります!! とにかく頑張ります!!!

パク・ジュンソ(SLL制作部門代表) コメント
韓国『SKYキャッスル』が日本で素晴らしいキャストとクリエイターによりリメイクされる事をとても嬉しく思います。 この作品が韓国で社会現象になるほど愛されたように、日本でも大きな反響を呼ぶ作品になることを願っております。 さらに、日本の素晴らしいスタッフの手によって、原作のメッセージ性と独特な世界観に加え、日本文化の独特な要素と日本社会の解釈を入れた新しい次元の作品として誕生することをとても楽しみにしております。
(文=リアルサウンド編集部)

© 株式会社blueprint