アーミー・ハマー、カニバリズム説に感謝!?

アーミー・ハマー(37)は、「食人嗜好」とされた噂に感謝しているという。『君の名前で僕を呼んで』などで人気だったアーミーは2021年、破局と復縁を繰り返しながら4年間にわたって交際していたとするエフィという名の女性から過激な内容のメールをインスタグラムで公開されたのをきっかけに、食人願望を示唆する発言をされたとする複数の女性から告発されていた。

レイプや性的虐待を訴えられたその騒動でキャリアが台無しになったことは認めつつも、今となっては得るものもあったと感じているという。ポッドキャスト番組『ペインフル・レッスンズ』でアーミーはこう語る。「人からカニバルと呼ばれ、みんなそれを信じた。『そう、彼は人を食べていた』なんて感じでね。僕は何を言っているんだ?カニバルってどういうことか知ってる?人を食べるんだよ!どうしたら僕がカニバルになれるっていうんだ?って気分だった。おかしな話だったよ」「どんな食い違いや世間からの噂、いろいろあったことを考えても、今ではそのすべてに感謝してる」「それが起こる前の自分のことを思えば、その一件に感謝できるよ」「当時の自分は気分が悪く、どんなことがあっても満足できなかった。自己肯定感を持てるくらい自分に満足していることが全くなかった」

2020年には2児をもうけたエリザベス・チェンバースと破局しているアーミーは、その告発により「エゴとキャリアが消えた」とするものの、リハビリ治療などを経て、今は良い状態にあると続ける。「僕の人生で中性子爆弾が爆発したかのようだった」「僕自身とエゴ、友達だと思っていたけどそうでなかった人たち全てが一瞬で消えた」「でもまだ僕はここにいる。健康でね。それにとても感謝してる」

この騒動を受け、ケイマン諸島に身を潜めていたアーミーだが、その当時何度かこの世に別れを告げることも考えていたという。「『もう生きていけない』と思ったことが何度かあった。すごくどん底にいた」「海辺に立ち、海を見つめて、『よし、これで終わりだ』と思って遠くまで泳ぎ、ただ浮かんでた。半分自殺未遂だったよ。でも、子供たちがいるのにこんなことできないって思った」

現在もハリウッドでの居場所はないと明かすアーミーだが、友人と脚本の執筆作業に取り組んでいるそうだ。

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