元レアルMFがお手柄! 助けの声に…海へ飛び込み“人命救助”で海外喝采「本物の英雄」

アルメリアでプレーするセルヒオ・アリーバス【写真:Getty Images】

休暇先のモルディブで漂流者に遭遇

ヨーロッパでのシーズンが先日に終り、国際大会を戦う一部を除いて多くの選手たちは現在オフに入っている。それぞれが束の間のバケーションを楽しむなか、スペイン1部レアル・マドリード所属経験のあるスペイン人MFがこのほど、“人命救助”を行って話題に。カタールのスポーツ専門局「beIN SPORTS」電子版が報じた。

人命救助のお手柄を立てたのは、2020年から3季にわたってレアルのトップチームに在籍し、現在はアルメリア(スペイン2部)でプレーするMFセルヒオ・アリーバス。記事によると、バケーション先のモルディブで“事件”は起きた。

アリーバスはこの時、滞在先にある海辺のプールでパートナーと一緒にリラックス。すると海の方から突然、助けを求めるカップルの声が聞こえたという。それを受け、アリーバスは即座に行動。躊躇なく海に飛び込み、カップルのもとへ泳いで向かった。記事は、その後に近くにいた数人も救助に加わり、漂流者は無事に救出されたと伝えている。

この勇気ある行動に、トルコメディア「Muhbir」も注目。公式X(旧ツイッター)で救出の様子が収められた動画を公開した。すると、コメント欄には「本物の英雄だ」「よくやった」「良かった!」など、称賛や安堵の声が寄せられている。

2023-24シーズンは新天地アルメリアでラ・リーガ34試合に出場し、9ゴール4アシストを記録したアリーバス。その活躍はピッチだけに留まらないようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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