[ブリュッセル １７日 ロイター] - フランスとベルギーは１７日、陸上防衛分野での協力強化に向けた覚書に調印した。ベルギーの装備品メーカー、ジョン・コックリルの防衛部門であるジョン・コックリル・ディフェンスの株式をそれぞれ１０％取得する。
ジョン・コックリルは声明で「この株式投資は間もなく正式なものとなり、投資協定と株主協定が締結され、事業の法的・財務的枠組みが定められる予定だ」と説明した。
軽戦車の砲塔サプライヤーであるジョン・コックリル・ディフェンスは５カ月前にフランスの大手軍用車両サプライヤーであるアルクスを買収するためスウェーデンのボルボと独占契約を締結している。
ジョン・コックリルは「この買収案件は戦略的分野におけるフランスとベルギーの協力関係の強化に貢献する」としている。
