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熊本市出身でサッカー日本代表DFの谷口彰悟選手(アルラヤン、大津高出)が15日、県内の小学生向けサッカー教室を菊陽町のフットサルパーク熊本で開いた。参加した子どもたちは憧れの谷口選手と一緒にボールを追いかけ、時にはハイタッチを交わしてサッカーを楽しんだ。
谷口選手の交流サイト(SNS)で募集し、約500人から60人が選ばれた。この日は低学年と高学年に分かれてそれぞれ約1時間、ドリブルや試合形式の練習などを行った。
八代小の4年生は「かっこよかったし、ドリブルが上手だった。自分もサッカー選手になって日本代表になりたい」とサイン入りのボールを抱きかかえた。
谷口選手が県内でサッカー教室を開くのは初めて。「生まれ育った地元に何らかの形で貢献したいと思っていた」という。教室を終え、「子どもたちの楽しむ姿を見て自分も頑張ろうと思えた。来年以降も規模を拡大して続けていきたい」と話した。(野村拓生)