バイデン大統領次男の弁護団、新たな裁判求める申し立てを撤回

[17日 ロイター] - バイデン米大統領の次男で、銃を購入した際に虚偽の申告をしたなどとして起訴され有罪評決を受けたハンター氏の弁護団は17日、新たな裁判を求める申し立てを取り下げた。

デラウェア州の連邦裁判所に係属しているハンター氏の訴訟事件一覧にこの申し立てが登録されていたが、関連ウェブサイト上では「弁護人の要請により削除された」と記されている。

ハンター氏の弁護団に今回の措置についてコメントを求めたが、今のところ回答を得られていない。

デラウェア州ウィルミントンの連邦地裁で行われた公判で、陪審員は11日、ハンター氏が問われていた3件でいずれも有罪と判断。現職大統領の子どもとして初めて刑事裁判で有罪評決を受けることとなった。

撤回された申し立てはウィルミントンの地裁について、この事件の管轄権を持たなかったと主張していた。

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