大谷翔平と仲良しのスアレス、エンゼルスから事実上の戦力外 2年連続8勝→左肩痛→2年連続防御率8点台

 ホセ・スアレス

 エンゼルスは17日(日本時間18日)、ホセ・スアレス投手をメジャー40人枠から外したと発表。今季は防御率8.15と振るわず、事実上の戦力外扱いとなった。

 ベネズエラ出身のスアレスは19年6月に21歳の若さでメジャーデビュー。直球とチェンジアップを武器に21年は先発と中継ぎを兼任して8勝8敗、防御率3.75をマークし、22年は先発20登板を含む22登板で8勝8敗、防御率3.96。

 昨季は大谷らとともに先発の柱としてさらなる飛躍を期待されたが、5月に左肩を痛めて長期離脱。9月に復帰したが、11試合(7先発)の登板で1勝3敗、防御率8.29と精彩を欠いた。完全復活を期した今季も18試合(1先発)で1勝2敗、防御率8.15と苦しんでいた。

 少年のような笑顔がトレードマーク、昨季までエンゼルスに所属していた大谷とは仲が良く、いたずらを仕掛け合うほどの間柄だった。

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