「我々は本当に楽しみにしている」 ホークスGMがドラフト1位指名権キープの意向を示す

日本時間6月27日、28日(現地26日、27日)の2日間にわたって開催されるNBAドラフト2024で全体1位指名権を持つアトランタ・ホークスは、現時点では指名権をキープする意向のようだ。『AP通信』が報じている。

ランドリー・フィールズGM(ジェネラルマネージャー)は、「我々はドラフトを本当に楽しみにしている。(候補選手を)調べれば調べるほど最高なんだ。1位指名権を獲得できて良かったよ。誰にも渡さないって冗談を言い続けているくらいだ。我々は本当にいい状況にいると思う。率直に言ってワクワクしているよ」とコメントしている。

ホークスは5月のドラフトロッタリーで、わずか3%の確率ながら1位指名権を引き当てていた。今回のドラフトでは、アレクサンドル・サーとザカリ・リザシェという2人のフランス人選手、ケンタッキー大学のガード、リード・シェパード、コネチカット大学のセンター、ドノバン・クリンガンなどが上位候補と見られている。彼らをスタッフと一緒に検討した結果、1位指名獲得に対する当初の熱意は冷めていないとフィールズは言う。

なお、ホークスが今回のドラフトで指名権を有しているのは1位指名権のみだが、トレードダウンして複数の指名権を獲得するということは考えていないようだ。この大事な指名権についてフィールズGMは、「1位指名に相応しく、将来的にも我々にぴったりだと思われる選手」に使うと語った。ただし、実際に誰を指名するかについてはまだ決まっていないと明かした。指名を行うのはオーナーではなくフィールズGM自身であるという。

「我々はグループとして、さまざまなシナリオを検討した。もし1位指名権をキープするなら、ドラフトに集中する。今の状況なら(トレードすることなく)1人を指名することになるだろう。そう、1人指名するつもりだ」

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