【ガーデニング】いま植え付けて秋まで美しく咲く《一年草・多年草》8選

梅雨時期に植え付ける苗「気をつけることは?」

季節は徐々に夏に近づき、園芸コーナーで販売される苗も、夏に開花する花々に入れ替わっています。鮮やかで夏らしい雰囲気が感じられる花々を植えて、夏ガーデンの準備を始めましょう。

せっかく苗を植えるなら、できるだけ長く楽しめるように、開花が秋まで続く植物を選ぶのもおすすめ。晩秋まで植え替えの必要がなければ、お世話もずいぶんラクになります。

そこで今回は、いま植え付けて秋まで美しく咲く一年草・多年草について紹介します。さっそくみていきましょう。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

この記事で紹介する「いま植え付けて秋まで美しく咲く一年草・多年草」

  • ジニア
  • ニチニチソウ
  • マリーゴールド
  • ポーチュラカ
  • インパチェンス
  • ペンタス
  • トレニア
  • ケイトウ

梅雨時期に植え付ける苗「気をつけることは?」

【写真1枚目/全9枚】雨のしずくをたたえた真っ赤なペンタスなど、2枚目以降で「いま植え付けて秋まで美しく咲く一年草・多年草」8つ紹介します

梅雨は長く雨が降り続く時期。雨による多湿は根腐れや病害虫を引き起こすので、多くの植物にとって、あまりよいものではありません。

その一方で、水分をたっぷり含んだ土のおかげで、植物の生育にプラスに働くこともあります。適度な水分は植物の成長を促進させるので、多湿に気をつけながら、植物を移動させたりして世話をおこないましょう。

また、近年の梅雨は以前のような「しとしと」と降る雨ではなく、当たると痛いくらいの強い雨が降ることもあります。

このような雨で茎が折れてしまうこともあるので、細く長い茎の植物を植える場合は、雨にさらしすぎないように注意が必要です。

いま植え付けて秋まで美しく咲く《一年草・多年草》8選

ジニア

夏ガーデンの定番花。ポップな雰囲気が楽しめる「ジニア」

ポップな雰囲気が楽しめるジニアは夏ガーデンを明るく彩る定番花。開花期も長く、秋まで花が咲く一年草です。水切れや肥料切れには気をつけて育てましょう。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

ニチニチソウ

ニチニチソウは夏の暑さにも負けずに開花する「ニチニチソウ」

ニチニチソウは夏の暑さにも負けずに開花する一年草です。ピンクやレッド、ホワイトの花が次々に咲き、夏の間、花が途切れることはありません。ホワイトの花色は爽やかな雰囲気、ピンクやレッドはトロピカルな雰囲気が楽しめます。

※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

マリーゴールド

ビタミンカラーが爽やか!おなじみ「マリーゴールド」

マリーゴールドは独特の香りと鮮やかな花色が特徴の一年草。開花は12月頃まで続き、特別な世話をしなくても育てることができる強健な植物です。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

ポーチュラカ

地面を這うようにして育つ「ポーチュラカ」

ポーチュラカ、は多肉質の茎や葉とカラフルな花色が楽しめる植物です。地面を這うようにして育つので、花壇の空いているスペースなどに植えてみるとよいでしょう。暑さには強いのですが、寒さには弱い性質です。

※参考価格:100~500円前後(3号ポット苗)

インパチェンス

日陰の庭でも美しく育つ「インパチェンス」

夏に一重咲きや八重咲きの美しい花を咲かせるインパチェンス。開花は春から秋までで、長く楽しめる植物です。日陰でも生育可能ですが、日に当てたほうが花つきよくなります。

※参考価格:※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

ペンタス

星形のカワイイ花を咲かせる「ペンタス」

ペンタスは星形のカワイイ花を咲かせる多年草(または半低木)です。蒸れには弱いので、梅雨時期の管理には注意が必要です。夏は半日陰に移動させて育てましょう。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

トレニア

夏の暑さにも負けず元気に咲く「トレニア」

ピンクやパープルの可憐な花が次々に咲くトレニア。夏の暑さや多湿が苦手なので、切り戻しをして株元の風通しをよくしておきましょう。夏は半日陰に移動させて管理します。

※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

ケイトウ

鮮やかな原色の花穂が夏ガーデンを彩る「ケイトウ」

鶏のトサカやロウソクのような形をしたユニークな花房が特徴のケイトウ。苗が小さいうちは水分を切らさないようにすると、根づきがよくなります。原色の花房はとても鮮やかで、夏ガーデンにぴったりです。

※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

まとめにかえて

今回は、いま植え付けて秋まで美しく咲く花々について紹介しました。

今年は梅雨の到来が遅れていますが、気温が高い状況で雨が降らない場合、一時的にでも夏の暑さ対策を優先させたほうがよいでしょう。

鉢植えの場合は土が乾きやすくなり、夕方には葉がしおれてしまうことも。場合によっては、朝夕2回の水やりをして乗り切りましょう。

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