日本の食材に合うおいしさを目指した「翠ジンソーダ缶〈柚子搾り〉」

by 編集部:湯野康隆

サントリー スピリッツ本部 リキュール・スピリッツ部の本坊慶太郎氏

サントリーは、6月18日に「翠ジンソーダ缶〈柚子搾り〉」(期間限定)を発売した。今回はスピリッツ本部 リキュール・スピリッツ部の本坊慶太郎氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

本坊氏:サントリージン「翠(SUI)」ブランドは、「ジンはカクテルに使われるお酒」というイメージを一新し、居酒屋や自宅で食事とともに気軽に楽しめるお酒としての文化創造に取り組んでいます。「翠」ブランド計(瓶・缶・ペット)は2020年の新発売時から販売金額が約10倍になるなど、おかげさまで多くの方にご愛飲いただいております。この度、「翠」ブランドをさらに多くのお客さまに楽しんでいただきたいと思い、初の限定品「翠ジンソーダ缶〈柚子搾り〉」を新発売いたしました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

本坊氏:「翠」ブランドは、伝統的なボタニカルをベースに、“柚子”の爽やかな香りや“緑茶”のうまみ、後味に感じる“生姜”のすっきりとした辛みなどを引き出し、食事に合う清々しく爽やかな味わいが特徴です。それぞれの素材の個性を組み合わせることで、ソーダ割で日本の食材に合うおいしさを実現しています。

今回の限定品は、この3つの和素材の中の“柚子”の香りと甘みが引き立つ、やさしい味わいの「翠ジンソーダ」を目指しました。パッケージも翠ジンソーダの清々しい佇まいをベースに、みずみずしく果実感のある柚子のイラストを配しました。

翠ジンソーダ缶〈柚子搾り〉(右)

――こだわりのポイントは?

本坊氏:柚子原料酒・柚子果汁を使用することで、より柚子の香りと甘みを引き立てた、やさしい味わいのアルコール度数5%の「翠ジンソーダ」になっています。食事中だけでなく、それ以外のシーンでもお楽しみいただけます。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

本坊氏:サワーやRTDなどが好きで、ジンはあまり飲んだことがない方に試していただきたいです。日本人にとって身近な“柚子”を際立たせたということで、味のイメージも沸きやすく、ジンを飲んでみようと思えなかったお客さまにも安心して手に取っていただける商品です。

――ありがとうございました。

3つの和素材

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