サッカー=フランス、白星発進もエムバペが負傷交代 ユーロ

[デュッセルドルフ(ドイツ) 17日 ロイター] - サッカーの欧州選手権(ユーロ)は17日、ドイツ各地で1次リーグを行い、D組のフランスはオーストリアを1─0で下し、白星発進となった。

フランスは勝利を飾ったものの内容は低調で、得点は相手オウンゴールによる前半の1点のみ。さらに、そのオウンゴールを誘発するクロスを上げた主将のキリアン・エムバペが試合終盤に相手選手との接触で鼻を強打して出血し、交代を余儀なくされるアクシデントがあった。

フランスサッカー連盟はその後、エムバペが鼻骨を骨折したと明らかにし、マスクを用意する必要があると述べた。

ディディエ・デシャン監督は「彼の鼻は本当にひどい状態だ。どうなるのか、どれくらい時間がかかるのかを見ないといけない。非常に悪いニュースだ」と心配し、「彼がいるのと、いないのとでは間違いなく違う。プレーできることを願っている」と語った。

なお、デシャン監督はこの試合の勝利によりフランス代表監督として通算100勝を達成した。任期約12年で100勝30分け24敗の戦績。

E組ではベルギーがスロバキアに0─1の黒星。ウクライナはルーマニアに0─3で敗れた。

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