ファンの心を利用して「ただ働き」を要求?(G)I-DLEが募集した“ファンサポーターズ”に批判、事務所が修正

ガールズグループ(G)I-DLEがファンを“ただ働き”させようとしたと議論になっている。

(G)I-DLEの所属事務所CUBEエンターテインメントは6月17日、ファンプラットフォームWeverseに「ファンサポーターズ」を募集する公示文を掲載した。

CUBEエンターテインメントは「(G)I-DLEの公開放送やファンクラブの管理を手伝うオフラインサポーターを募集する」と知らせ、募集期間を6月17日から人員が揃うまでとした。

具体的な人数は明かされなかったが、志願資格と留意事項が案内された。公式ファンクラブ加入者で、満20歳以上、時間の制約なしにオフライン活動が可能な人ということだ。

ただ、ファンサポーターズの特典や報酬については案内がなかった。

(写真提供=OSEN)(G)I-DLE

それを受けて一部からは、所属事務所がファンを利用して“ただ働き”を要求しているのではないかという指摘が続いた。時間の制約なしに積極的な活動を要求しているため、ファンの心を利用して無報酬で労働力を搾取しようとしているという声だ。

何よりも労働の見返りが見えないことが、不満を買う一番の原因だった。

批判が続くと、CUBEエンターテインメントは告知文を修正した。「詳しいサポーターズ活動の特典および特別なベネフィットの案内は、合格者に限り伝達する予定だ」という文章を追加したのだ。それでも非難が続いている状況だ。

なお(G)I-DLEは来る7月8日、7thミニアルバム『I SWAY』でカムバックする。

◇(G)I-DLEとは?

2018年5月2日に1stミニアルバム『I am』を通じて、CUBEエンターテインメントからデビューした5人組ガールズグループ。独自性とセンセーショナルなコンセプトで話題を集め、デビューから20日で音楽番組1位、音源チャート上位圏を記録し、新人賞7冠に輝く“モンスター新人”と呼ばれた。2022年10月にリリースした『Nxde』では、わいせつな視線を強烈に皮肉り、マリリン・モンローやバンクシーへのオマージュを取り入れたミュージックビデオが注目の的に。2023年5月のヒット曲『Queencard』を通じて、人気ガールズグループとしての確固たる地位を築いた。

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