兵庫・手塚治虫記念館にて、企画展「島本和彦 炎の原画展ver.2 ~ふたりの手塚編~」が6月28日より開催島本和彦氏の直筆原稿等が約190点展示

by 緑里孝行(クラフル)

【第92回企画展「島本和彦 炎の原画展ver.2 ~ふたりの手塚編~」】

6月28日~10月27日 開催予定

会場:手塚治虫記念館(兵庫県宝塚市)

費用:不要(入館料大人700円、中高生300円、小学生100円が別途必要)

兵庫県宝塚市にある「手塚治虫記念館」にて、第92回企画展「島本和彦 炎の原画展ver.2 ~ふたりの手塚編~」が、6月28日から10月27日まで開催される。費用は不要で、誰でも入場可能。ただし、入館料大人700円、中高生300円、小学生100円が別途必要となる。

本企画展では、島本和彦氏が40年以上描き続けた作品の数々を、直筆原稿等約190点(※期間中入替含む)で展示する。

島本和彦氏は1982年「週刊少年サンデー2月増刊号」にて「必殺の転校生」でデビュー。同氏の持ち味とするパロディを織り交ぜたストーリーやギャグが支持され、後に「炎の転校生」として「週刊少年サンデー」での連載が開始されている。実写映画化された「逆境ナイン」では、廃部宣告された野球部を不屈の闘志で甲子園出場まで導くキャプテンとナインたちの“男の生き様”を描き、「燃えよペン」では魂を燃焼させながら創作に没頭する“連載漫画家”をテーマとした作品を発表。2007年から、今も連載を続ける「アオイホノオ」では自身をモチーフとする芸大生がマンガ家を志す姿を描く中で当時の世相・文化を発信し、第60回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した。

今回、手塚治虫記念館での開催に際して、企画展のサブタイトルを「ふたりの手塚編」と題している。同氏の本名は「手塚秀彦」。マンガの神様という異名でも知られる手塚治虫氏との共通点に運命を感じ、マンガ家を志した一因にもなったという。手塚治虫記念館ならではの展示も追加した「島本和彦 炎の原画展ver.2」では、島本和彦氏が40年以上描き続けた生原稿とともに、島本ワールドを存分に楽しめる企画展となっている。

第92回企画展「島本和彦 炎の原画展ver.2 ~ふたりの手塚編~」

日程:6月28日~10月27日

時間詳細:9時30分~17時

会場:手塚治虫記念館(兵庫県宝塚市)

費用:不要※ただし、入館料として大人700円・中高生300円・小学生100円別途必要

主催:宝塚市・宝塚市教育委員会

後援:Kiss FM KOBE・エフエム宝塚

注意事項
【休館日】毎週月曜日
※ただし、祝日と重なる月曜日と7月22日から8月中の月曜日は臨時開館

(C)Kazuhiko Simamoto / (C)Tezuka Productions

© 株式会社インプレス