「6月男」の活躍でフィリーズが快勝 パドレス・松井は登板なし

【パドレス2-9フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

日本時間6月18日、ナ・リーグ最高勝率を誇るフィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークでのパドレス3連戦がスタート。その初戦は「6月男」のカイル・シュワーバーが2本塁打を放つなど、打線が18安打と爆発し、9対2で快勝を収めた。フィリーズ先発のクリストファー・サンチェスは7回6安打2失点(自責点1)の好投で4勝目をマーク。敗れたパドレスは4連敗で借金2となり、先発のランディ・バスケスが5回途中12安打6失点で4敗目(1勝)。松井裕樹には登板機会がなかった。

フィリーズは3回裏先頭のラファエル・マーシャンがヒットで出塁すると、続くカイル・シュワーバーが15号2ランを放ち、2点を先制。4回裏にマーシャンのタイムリーで3点目を奪い、5回表に1点を返されたが、5回裏にはアレック・ボームが7号2ランを放ってパドレス先発のバスケスをノックアウトした。6回裏には再びマーシャンのヒットのあとにシュワーバーが16号2ランを放ち、8対1と大量リード。7回表に1点を返されるも7回裏にマーシャンが2本目のタイムリーを放ち、9対2で勝利した。

「6月男」として知られるシュワーバーは2本のアーチを放ち、4打点を叩き出す活躍。四球も2つ選び、5打席で4度出塁した。今季も得意の6月に入って一気に調子を上げており、直近7試合では打率.407(27打数11安打)、5本塁打、11打点、OPS1.552の大暴れ。2022年に46本塁打で本塁打王のタイトルを獲得し、昨季も47本塁打を放っている実力者だが、今季もシーズントータルの本塁打数を16本まで伸ばし、本塁打王争いに加わってきた。

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