YouTube、Xのコミュニティノート激似の機能のテストを開始。他のSNSにも波及か【やじうまWatch】

by tks24

YouTubeがX(旧Twitter)のコミュニティノートそっくりの機能のテストを開始し、話題になっている。

コミュニティノートは誤解を招きやすい投稿にコメントをつける機能で、多くのユーザーから有益であると評価されれば元の投稿に添えて表示され、評価されなければ非表示になるという、一種のファクトチェックツール。「TwitterがXになって以降に行われた唯一の有益な仕様変更」と言われることもある。今回、このコミュニティノートとそっくりの機能を、YouTubeがテスト中であることが分かった。開発ブログによると「動画に関連性があり、タイムリーで、分かりやすいコンテキストを提供するためのメモを追加できる実験的な機能」とされ、具体的には「曲がパロディであることを明示するメモ、レビュー対象の製品の新バージョンが利用可能になったことを指摘するメモ、古い映像が誤って現在のイベントとして描写されている場合に視聴者に知らせるメモなど」が例示されている。テストはまず米国のモバイル版で開始されるとのことで、いずれ全面的に実装される可能性も高く、将来的には他のSNSなどにも波及する可能性は高そうだ。

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