市議の顔面殴り現金15万円奪った男の初公判 キャッシュカードでは40万円引き出し

By 三重テレビ放送

三重県伊賀市の市議会議員の男性が暴行を受けて、車に監禁され現金などを奪われた事件で、強盗致傷や監禁などの罪に問われている男の初公判が17日、津地方裁判所で開かれ、男は起訴された内容を認めました。

強盗致傷と監禁などの罪に問われているのは、住居不定無職の福田竜雅被告(21)です。

起訴状によりますと福田被告は2023年9月、知人の男3人と共謀し、市議会議員の顔面などを殴り、現金15万円とキャッシュカードを奪った他、キャッシュカードを使って滋賀県内のコンビニエンスストアで現金40万円を引き出したとされています。

17日、津地裁で開かれた初公判で福田被告は起訴された内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、「お金に困っていた福田被告が共犯者に強盗を持ちかけ犯行を主導した」と主張しました。

一方、弁護側は「共犯者3人とは対等な関係で計画的な犯行ではなかった」と主張し情状酌量を求めました。

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