中国福建省の水文観測所、24時間態勢で洪水対応

中国福建省の水文観測所、24時間態勢で洪水対応

 【新華社南平6月18日】中国福建省南平市ではここ数日、大雨が降り続き、市内9県(市、区)の主要7河川で警戒水位を超え、複数回の洪水が起きた。同市の管轄下にある武夷山市(県級市)で376.4ミリの降水量を観測し、崇陽渓や九曲渓の水位が急激に上昇した。武夷山水文観測所では職員がレーダー流速計やビデオ流量測定システムなどの先端機器を利用し、24時間態勢で降水量、水位、流速などのデータを収集。科学的な洪水対策のための情報を発信している。(記者/郭圻)

© 新華社