株主から会社の姿勢ただす声相次ぐ…トヨタ自動車の株主総会 佐藤社長が冒頭で認証不正問題について謝罪

6月18日、トヨタ自動車の株主総会が開かれ、佐藤恒治社長が認証不正問題について謝罪しました。

トヨタの株主総会は18日午前10時から始まり、冒頭で佐藤社長が「お客さまと株主の皆さまにご心配・ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、豊田章男会長とともに再発防止に取り組むと述べました。

トヨタは6月3月、ヤリスクロスなど7つの車種の認証をめぐり、定められた方法で衝突試験をしなかったり、エンジン出力試験で改ざんをしたりする不正があったと明らかにし、株主からも会社の姿勢をただす声が相次ぎました。

株主:
「今回あった不正の対策をどうやってやるか。根本的にどう対応するのか、納得できるような回答があればいいかなと」

別の株主:
「ハラスメントみたいな部分(があったのでは)。上の方からあったのかちゃんと説明していただいて、誠意を見せてほしいなと思います」

総会で会社側は、立て直しに向けて「最前線の社員が現場で起こっていることを言える環境づくりから始めている」と説明しました。

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