架空コンサルで3千万円脱税疑い 千葉の職業紹介会社を告発

東京国税局

 架空のコンサルタント費用を計上するなどして約3300万円を脱税したとして、東京国税局が法人税法違反などの疑いで、職業紹介会社「LUXAS(ラクサス)」(千葉県柏市)と、同社の川瀬雄大代表取締役(42)=同市=を千葉地検に告発したことが18日、関係者への取材で分かった。

 告発容疑は2021年8月期と22年8月期に、架空のコンサル費用を業務委託費として計上するなどして所得約1億3600万円を隠し、法人税などを脱税した疑い。

 関係者によると、架空のコンサル費用は、知人らが経営する法人名義の金融機関の口座に送金した後、現金で出金して代表側に還流していた。

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