今が見頃!奈良のあじさいが美しいお寺6選【2024年版】

今が見頃!奈良のあじさいが美しいお寺6選【2024年版】

梅雨入りが遅れている2024年。
すっきりしないお天気の日も多いですが、この季節を彩る美しい花、あじさいは各所で見頃を迎えています。
一年中でこの時期しか見られない美しい景色に出会って元気をもらいましょう♪

各スポットのホームページなどで開花状況をチェックしておでかけしてください。

1.般若寺(はんにゃじ)【奈良市】

アジサイガラスボール発祥のお寺といわれる「般若寺」。

色とりどりのあじさいが美しいアジサイガラスボールが境内のいたるところに飾られ、訪れる人の目を楽しませてくれます。

水と花の入れ替えは毎日おこなわれ、同じ場所でも日によって違う色合いが楽しめるそう。

また、「コスモス寺」ともいわれる般若寺では初夏コスモスとあじさいのコラボも必見。

2024年6月30日までは花期特別拝観料期間となっています。

2.矢田寺(やたでら)【大和郡山市】

大和郡山市の矢田山の中腹に位置する古刹、「矢田寺」は関西きってのあじさいの名所として知られ、別名「あじさい寺」とも呼ばれています。

約60種、10,000株のあじさいが咲き乱れ、その美しいあじさいを見ようと県内外から多くの人が訪れます。

また、矢田寺は日本のお地蔵さま発祥の地とも言われ、はなやかなあじさいに囲まれておだやかな表情を浮かべるお地蔵さまが心を和ませてくれます。

アジサイ園は2024年6月30日まで。

3.長谷寺(はせでら)【桜井市】

別名「花の御寺」とも呼ばれ、四季折々の美しい花々で多くの人を魅了し、親しまれている「長谷寺」。

あじさいの季節も、趣向をこらして参拝者を迎えてくれます。

あじさいの鉢植えが並べられた階段は下から見上げると本当に見事の一言。

現在、壷阪寺、岡寺と3ヶ寺コラボの「大和三大観音 あぢさゐ回廊」開催中。期間中は特製の紫陽花切絵朱印の授与があります。また、室生寺を加えた4ヶ寺コラボの「大和あじさい重ね色巡礼」もあわせて開催中です。

4.岡寺(おかでら)【明日香村】

飛鳥の地に建立され1300年以上の歴史を刻む「岡寺」。

早くから『華の池』や『華手水舎』などを行っており近年全国に広がる花手水のさきがけとも言われ、1年を通して多くの参拝者でにぎわいます。

天竺牡丹とあじさいの華手水舎はフォトジェニックでため息がでる美しさ。

現在、壷阪寺、岡寺と3ヶ寺コラボの「大和三大観音 あぢさゐ回廊」開催中。期間中は特製の紫陽花切絵朱印の授与があります。また、室生寺を加えた4ヶ寺コラボの「大和あじさい重ね色巡礼」もあわせて開催中です。

5.壷阪寺(つぼさかでら)【高取町】

眼病封じのお寺として知られる高取町の「壷阪寺」。

春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と、四季折々の衣をまとった全長10mの大仏様(大釈迦如来石像)の姿も有名。

この初夏には、春に「桜大仏」として楽しませてくれた大仏様の周囲から観音様に続く参道があじさいで彩られ、参拝者を迎えてくれています。

現在、壷阪寺、岡寺と3ヶ寺コラボの「大和三大観音 あぢさゐ回廊」開催中。期間中は特製の紫陽花切絵朱印の授与があります。また、室生寺を加えた4ヶ寺コラボの「大和あじさい重ね色巡礼」もあわせて開催中です。

6.室生寺(むろうじ)【宇陀市】

宇陀市にある「室生寺」は、奈良時代に創建された歴史あるお寺。

女人禁制の仏閣も多くあった時代でも、女性の参拝を受け入れていたことから「女人高野」として親しまれてきました。

境内には国宝、重文の仏様や堂塔が安置され、しゃくなげ、あじさいなど、四季の花が美しいことでも知られています。

今の季節は仁王門裏の「バン字池」周辺のあじさいや鎧坂下の記念撮影ができるあじさいスポットなど見どころがいっぱい。

現在、壷阪寺、岡寺、長谷寺とコラボした「大和あじさい重ね色巡礼」開催中。各寺で用意されている無料のスタンプを重ねて捺すと、あじさいをあしらった風景画が完成します。永久保存したくなる美しい絵が現れますよ。

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