朝のラッシュ直撃、雨雲は兵庫から東へ 注意報解除、始発から運休のJR線も再開

雨脚が強まる中、急ぎ足で横断歩道を渡る人たち=18日午前、神戸市中央区元町通1(撮影・斎藤雅志)

 兵庫県内でも18日未明から各地でまとまった雨が降り、通勤・通学の時間帯を直撃した。JR西日本は、加古川線の西脇市-谷川間で始発から運転を取りやめたが、大雨の心配がなくなったとして同日午前10時過ぎに運転を再開した。

 神戸地方気象台によると、降り始め(17日午後5時)から18日午前10時までの降水量は、洲本市で79ミリ、淡路市で71ミリ、西宮市で63ミリを観測。神戸や明石、加古川市などに一時、大雨注意報が発表された。

 同日午前中には注意報も解除され、同気象台は「発達した雨雲は兵庫県から東に抜け、大雨の可能性はなくなった」とする。

 兵庫県教育委員会によると、県内の公立小中高校は通常通り授業を行っているという。(千葉翔大)

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