熊本県山都町では、前町長の辞職に伴う町長選挙がきょう（6月18日）告示されました。
山都町選挙管理委員会によりますと、これまでに立候補しているのは、届け出順にいずれも無所属・新人で元会社役員の小田原孝也（おだわら たかや）さん（61）、元町の総務課長の坂本靖也（さかもと せいや）さん（59）です。
前町長の梅田穰（うめだ ゆたか）さんは5月、体調不良を理由に2期目の途中で辞職しました。
両候補とも町の喫緊の課題として「少子高齢化」と「人口減少」を挙げています。小田原さんは「積極的な企業誘致や通潤橋などの観光資源を生かし、観光人口を増やすことで移住・定住のきっかけにしたい」などと訴えています。
坂本さんは「町所有の土地を住宅地として整備することや、子育て・教育への支援を通して移住・定住を促したい」などと主張しています。
山都町の有権者数は6月17日時点で1万1522人で、投票日は6月23日です。
