「住宅の屋根吹き飛ぶ」田野町で突風被害16件、線状降水帯発生の恐れなくなる【高知】

高知県内は線状降水帯発生の恐れはなくなりましたが、大気の不安定な状態が続いています。田野町では突風の影響で家の屋根が吹き飛ぶなどの被害が発生しています。

こちらは午前10時半ごろの田野町です。農業用ハウスの骨組みが曲がりシートがめくれあがっています。18日朝までに発生した突風の影響で田野町では農業用ハウスのほか家の屋根が吹き飛ぶなどの被害が16件報告されています。けが人の情報は入っていません。

安芸市奈比賀では幅3メートルの県道に少量の土砂が流れ込みました。
う回路はあり現在、復旧作業が行われています。

県内は線状降水帯発生の恐れはなくなりましたが、降り始めからの雨量は馬路村魚梁瀬で193.5ミリ、室戸市佐喜浜で185ミリ、安芸で160ミリとなっています。

川村和久アナウンサー:
「JR高知駅です。雨による混雑や混乱は見られていません。しかしこちら安芸駅から奈半利駅の間で運転を取りやめています」

大雨の影響で土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線は安芸ー奈半利間で始発から運転を見合わせていましたが、現在は再開しています。そのほか公共交通機関に乱れはありません。

県内は大雨のピークは過ぎましたが、この後も土砂災害に注意してください。

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