名古屋Dの伊藤達哉が双方合意のうえ退団「悩みに悩み苦渋の決断」来季は新天地へ

B1リーグの名古屋ダイヤモンドドルフィンズは6月18日、伊藤達哉との契約が2023-24シーズン限りで満了となり、同日付で自由交渉選手リストに公示されることを発表した。

千葉県出身で現在29歳の伊藤は、173センチ72キロのポイントガード。洛南高校から東海大学へと進学し、2017-18シーズンに京都ハンナリーズでBリーグデビューを果たすと、大阪エヴェッサへの移籍を経て、2021-22シーズンに名古屋Dへ加入した。

在籍3年目の今シーズンはリーグ戦49試合(うち先発22試合)に出場し、1試合平均12分13秒のプレータイムで2.8得点1.3リバウンド2.6アシストをマーク。チームの西地区初優勝に貢献したが、双方合意の上、2023-24シーズンをもって退団する運びとなった。

今回の発表に際して、伊藤は次のようにコメントした。

「ドルファミの皆さま、3シーズンの間沢山の声援、サポート本当にありがとうございました。今回の決断に至るまで悩みに悩み、僕自身としても苦渋の決断でした。しかし1人のプロ選手として更に成長する為に違う環境に身を移し、もう一度自分を見つめ直すことが今の自分には必要だと考え、今回の決断に至りました。ドルフィンズで過ごした3シーズンを振り返れば山あり谷ありなシーズンばかりでしたが、ドルファミの皆さんと共に成長し、喜怒哀楽を共にし、ドルフィンズとして新しい歴史を共に作ったことは間違いなくこれからもずっと僕の中に残り続けます。最後に、ドルフィンズで関わった全ての皆さまに感謝を伝えたいです。3シーズン改めて本当にありがとうございました」

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