名護市で冠水、気付かず通行しようとした車が水没 しがみつく60代運転手を名護署員ら救助

 18日未明からの大雨の影響で、沖縄県名護市旭川の県道72号は同日、約200メートルにわたり冠水した。午前4時40分ごろには冠水に気付かず同県道を通行しようとした車の運転手から「車が流された」と110番通報があった。名護署と名護市消防本部の職員が駆けつけたところ、市外に住む60代の男性がほぼ水没した車にしがみついた状態で見つかり、救助された。

 消防によると男性にけがはなく、救助された後、現場を離れた。車は水没したまま残されているという。

 県北部土木事務所は同日午前5時から同県道の冠水区間を通行止めとした。解除のめどはたっていない。

水没し屋根部分のみが見える車両=18日午前10時40分頃.沖縄県名護市旭川

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