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現地時間6月17日(日本時間18日)、ボストンのTDガーデンでボストン・セルティックスとダラス・マーベリックスのNBAファイナル第5戦が行なわれた。
シリーズ3勝1敗とセルティックスが優勝に王手をかけて迎えた一戦、先発はセルティックスがドリュー・ホリデー、デリック・ホワイト、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム、アル・ホーフォード、マブズがルカ・ドンチッチ、カイリー・アービング、デリック・ジョーンズJr.、PJ・ワシントン、ダニエル・ギャフォードと過去4戦と同じメンバー。ケガで第3、4戦を欠場したセルティックスのクリスタプス・ポルジンギスはこの試合から復帰を果たした。
第1クォーター、セルティックスはホリデーの3連続得点、ホーフォードの3ポイントで9-2と先手を取る。マブズもドンチッチの3ポイントプレー、控えのジョシュ・グリーンの連続3ポイントで対抗するが、終盤に9-0のランを見せたセルティックスが28-18と10点リードで終了。
第2クォーターに入ってもセルティックスはサム・ハウザーやブラウンの3ポイントで点差を広げる。マブズもこのクォーターはフィールドゴール(FG)成功率63.2%(12/19)と高確率でショットを決めたが、セルティックスのオフェンスを止めることができず、終盤にテイタムの長距離砲、さらにペイトン・プリチャードがハーフコートブザービーターを叩き込み、チームは67-46で折り返す。
後半、マブズはドンチッチのフェイダウェイ、セルティックスはテイタムのダンクでスタートしたが、その後はお互いにシュートミスを連発し得点が停滞。マブズは点差をほとんど縮められず、86-67とセルティックスのリードで第4クォーターへ。
勝負の第4クォーター、マブズはドンチッチの連続得点、ここまで大人しかったアービングの3ポイントで反撃を試みる。しかし、セルティックスはエースのテイタムが3ポイントやレイアップを決めて20点差をキープ。最後まで相手に流れを渡さなかったセルティックスが106-88で勝利し、2008年以来16年ぶり通算18回目のチャンピオンに輝いた。
圧倒的な強さで頂点に立ったセルティックスは、テイタムが31得点、8リバウンド、11アシスト、ブラウンが21得点、8リバウンド、6アシスト、ホリデーが15得点、11リバウンド、4アシスト、ホワイトが14得点、8リバウンド、ホーフォードが9得点、9リバウンドを記録。ファイナルMVPには平均20.8点、5.4リバウンド、5.0アシストのブラウンが選出された。
マブズはドンチッチが28得点、12リバウンド、5アシスト、3スティール、アービングが15得点、9アシスト、ジョーンズJr.が10得点、グリーンが14得点をあげたが、リーグ最高勝率のセルティックスに攻守で格の違いを見せつけられた。
構成●ダンクシュート編集部