タイトリスト『GT』、米国女子と米国男子下部ツアーにも供給開始!PGAツアー選手と好みが違う?

コーンフェリーツアーやLPGAツアーでもタイトリスト『GT』の供給開始!(GettyImages)

アクシネットジャパンインクから、タイトリスト『GT』シリーズのシーディング情報及び、「全米オープン」のツアーレポートが届いた。「パインハーストNo.2で行われた『第124回全米オープン』において『Pro V1xレフトダッシュ』を使用するブライソン・デシャンボーが、最終日2バーディ3ボギーの『71』でプレーし、通算6アンダーで2020年に続く大会2勝目を飾りました」と、同社。

「タイトリストは6つのカテゴリ(ボール65%/ドライバー36%/UTメタル42%/UTアイアン56%/アイアン33%/ウェッジ51%)で使用率No.1を獲得。中でもボールは76年連続『全米オープン』使用率No.1で、2位メーカーの25名(16%)を4倍以上離す圧倒的な信頼で、トップ11フィニッシュのうち7名がタイトリストのボールを使用しています」(同社広報)
 
既報の通り、契約外のパトリック・キャントレー(GT2)や、アダム・スコット(GT2)がいきなり投入した『GT』シリーズ。FWメタルも含めたその使用者は大事なメジャーの舞台で22人を数え、人気ドライバーは『GT3』が10人、『GT2』も8人と、前作までの“TSi3&TSR3人気”に変化も感じられる。また、先週はPGAツアー以外にも供給開始した。
 
「NEW GTはLPGAツアーやコーンフェリーツアーでも供給が始まり、『マイヤーLPGAクラシック』では総合契約のフリーダ・キンハルト(GT3 9.0°)、エミリー・ペデルセン(GT3 10.0°)、イム・ジンヒ(GT3 9.0°)を含む12名の選手がすぐGTドライバーにスイッチ。中には2021年全英女子オープンチャンピオン(GT3 9.0°)も含まれています。コーンフェリーツアー『ウィチタオープン』では、タイトリストが51名(32%)で使用率No.1となり、うち25名がNEW GT2、GT3、GT4にスイッチしています」(同)
 
米国女子ツアーの同社総合契約選手のドライバーは、これまで『TSR3』が8人、『TSR2』が2人、『TSR1』と『TSR4』が1人ずつと、PGAツアー同様に“3人気”が目立っていた。名を伏せられている契約外のアンナ・ノルドクビストも『GT3』ドライバーを選ぶなど、PGAツアーと違って『GT』でも“3人気”が継続しそう。今後、国内男女ツアーの動向にも注視が必要だ。

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