『ヒーローではないけれど』でギジュが詐欺一家と手を組もうとした理由とは何か

Netflixで配信されている『ヒーローではないけれど』は、チャン・ギヨンとチョン・ウヒが主演を務めているファンタジー・ロマンスだ。

チャン・ギヨンは幸せだと感じた時間にタイムスリップする能力を持つポク・ギジュを演じ、チョン・ウヒはギジュの運命の相手で詐欺師のト・ダヘに扮している。2人の作中でとても素晴らしい演技を披露している。

共演者には、予知夢(未来に起こる出来事を予知する夢)を見る能力を持つギジュの母親ポク・マヌムを演じているコ・ドゥシム、飛行能力の持つギジュの姉ポク・ドンヒに扮するキム・スヒョン、心を読む能力を持つギジュの娘ポク・イナを演じるパク・ソイがいる。

さらに、ダヘの仲間であるペク・イロンに扮するキム・グムスン、ダヘの仲間でジムのトレーナーをしているグレースを演じるリュ・アベル、ダヘの仲間であるノ・ヒョンテに扮するロイも見事な演技を披露し、ドラマを盛り上げている。

ここから物語の第8話の重要な部分をクローズアップして、紹介しよう。

画像=JTBC

主演2人の演技が魅力的

タイムスリップ能力を使うために幸せな時間を作りたいギジュは、詐欺一家の前である提案をする。それは、「不動産、宝くじ、株、仮想通貨、未来を盗んで稼がせるから、ダヘとの幸せな時間が欲しい」というものだった。

イロンはその提案を受けようとしたが、ダヘは自分の時間を停留所のように使われたくないと反対して、その場から立ち去ってしまう。

ギジュとの関係を終わらせるために、新しいターゲットを見つけようとするダヘ。しかし、自分の提案を受けれてもらいたいギジュに付きまとわれて失敗してしまう。

それでも諦めずにターゲットを見つけて詐欺を仕掛けようとするダヘだが、相手が既婚者だったため、またも失敗してしまう。結果としてダヘは、ギジュの提案を仕方なく受け入れるが……。

面白いストーリーに彩られたドラマ『ヒーローではないけれど』。ギジュとダヘの関係がこれからどうなるのかに注目していきたい。

文=大地 康

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