【おかえり予報】関東甲信は土砂降りに警戒を!早めの帰宅を心掛けて

朝は高知県内で1時間50ミリ超えの大雨!

けさ6時前後は、活発な雨雲が掛かり、高知県や沖縄県で1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が観測されました。
正午現在の1時間降水量の日最大値(多い方から)は以下の通りです。
高知県安芸 78.0ミリ(5時40分まで)
沖縄県久米島 65.5ミリ(4時52分まで)
沖縄県東 65.0ミリ(5時34分まで)
高知県魚梁瀬 63.5ミリ(6時7分まで)
沖縄県名護 62.0ミリ(5時3分まで)
午前中は和歌山県から静岡県の沿岸部で1時間30ミリ以上の激しい雨が観測されました。

このあと大雨に警戒が必要なエリアは?

梅雨前線上の低気圧が本州南岸を通過するため、このあと大雨エリアは東海地方や関東地方に移動するでしょう。
このあと日中いっぱい東海地方で、夜にかけては関東甲信で1時間30ミリ以上の激しい雨が予想され、静岡県内は局地的に1時間50ミリの非常に激しい雨の降るおそれがあります。正午時点で、静岡県内では「土砂災害警戒情報」の発表されているエリアもあり、大雨による災害の可能性が急激に高まっています。崖などの近くにいるという方は、なるべく早く安全な場所に避難をするか、避難が難しい場合は2階以上から離れた部屋で過ごすようにしてください。

交通機関への影響は?このあとの見通しを解説

低気圧の接近に伴い東海と関東では荒天が予想されています。
千葉県を走る久留里線などでは計画運休の可能性が発表され、雨や風が強まって、鉄道や空の便など広範囲で影響が出る可能性があります。
今日はなるべく早めの帰宅を心掛けましょう。また、大雨リスクが迫っている可能性がありますので、そらくらの雨雲レーダーで、出発地だけではなく目的地の様子も確認しましょう。

<そらくら関連ページ>
・梅雨の定義とは?気象予報士が解説
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・風の強さと体感をチェック
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