真夏日続いた先週 熱中症搬送者37人 前週比4.6倍

県内で先週報告された熱中症の救急搬送者数は37人で、前の週と比べ4.6倍に増えた。

県は先月から、各消防本部の1週間ごとの熱中症救急搬送者数を取りまとめて発表している。連日の真夏日となった先週の搬送者数は37人で、前の週と比べ4.6倍に急増した。年代別では65歳以上の高齢者が最も多く23人、次いで7歳から17歳が9人などとなっている。軽症が24人、入院が必要な中等症が10人で、重症はいなかった。また、16日までに報告された今年の累計の熱中症救急搬送者数は74人で、記録的な猛暑で過去最多となった去年の同じ時期をわずかに上回っている。県は、「のどが渇いていなくてもこまめに水分や塩分をとる」ことや「エアコンを適切に使う」など、熱中症対策を徹底するよう呼びかけている。

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