ホンダは、日本で「HondaJetシェアサービス」を開始する。
公共交通機関による移動が不便な地方都市間を結ぶことで、移動の大幅な効率化や地方の活性化、遠隔地での医師訪問の容易化などに貢献することを目指す。2022年から23年にかけては、関連事業者や地方自治体などと連携して概念実証を行っていた。
新たなサービスでは、搭乗の前後で使用する地上のモビリティとも連携した移動サービスをグループで提供する。搭乗時には出発地から機体のすぐそばまで、空港ビル内を通過せずにクルマに乗ったまま移動することができ、到着空港でも降機後すぐに駐機場内で待機するクルマで最終目的地に向かうことができる。
6月から法人向けにサービスを提供し、一般利用者への拡大も検討する。一般旅行者へは、アルピコグループが地方資源を生かした旅行商品、Japanticketがインバウンドツアー、トラベルドクターが病気を抱えた人向けの旅行サービス、三井住友トラストクラブがクレジット会員向けサービスとして提供する。
