自宅から500メートル圏内に公園がある緑豊かな北京へ―中国

北京は今年、約667ヘクタールの土地で造林・緑化を進め、森林率44.95%を目指す計画だ。

北京の公園の数は現在、1065カ所に達し、山地には森林が、平原には「緑の海」が、都市には緑の景色が広がる自然が美しく住みやすい都市となっている。北京は今年も約667ヘクタールの土地で造林・緑化を進め、森林率44.95%を目指す計画だ。

2012年の中国共産党第18回全国代表大会以来、北京はすでに約6万6667ヘクタール規模の緑化プロジェクトを2度実施してきた。平地となっているエリアには、東部の都市緑心森林公園や北部のオリンピック森林公園、西部の永定河休閑森林公園、南部の南苑森林湿地公園といった約667ヘクタール以上の森林湿地が40カ所、67ヘクタール以上のグリーンエリアが498カ所ある。北京は今年、レクリエーション公園や都市森林を15カ所、ポケットパークやマイクロ緑地50カ所を新設し、9割以上の住民が直線距離にして500メートル以内の範囲内で公園や緑地に行くことができるようにする計画だ。

窓から緑の草木が見え、至る所に公園がある北京は、平地や低山地帯の森林歩道を通して公園と公園をつなぎ、都市を環状に走る花の回廊やカラフルな木々の回廊を建設し、平地の「緑の海」と山地の森林を段階的につなぎ合わせており、「どこからでも緑が見える」というのが首都の質の高い発展において目玉となりつつある。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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