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山形市落合町のサトイモ畑に今年も縦約100メートル、横約80メートルの巨大地上絵が完成。ヒンズー教の破壊と創造の神シヴァの別称で、片足を上げて踊る「ナタラージャ」が描かれた。
地上絵は山形名物芋煮の主役を世界に発信しようと2017年から取り組んでおり、同市でサトイモの生産・加工を行う「さといもや さとう農園」(佐藤卓弥社長)が描いている。一昨年はゾウの姿をした神「ガネーシャ」、昨年は女神「ラクシュミー」を描き、地上絵が縁となりインドで芋煮を振る舞うなどの交流に発展している。
佐藤社長は「コロナ禍を経て、明るい未来を築けるよう願いを込めた。サトイモや芋煮の普及のため発信を続けていきたい」と語った。