ネコの餌場に“毒物”相次ぐ 近くで死んだネコも 警察がパトロール強化 山梨・甲府市

5月中旬以降、甲府市内のネコの餌場で毒餌とみられるものが相次いで確認されていたことが分かり、警察は動物愛護法違反の可能性もあるとして、パトロールを強化しています。

動物愛護団体「ねこともやまなし」によりますと、6月13日の夜、団体が管理している甲府市内の「地域猫」の餌場で、害獣駆除に使われる毒餌とみられるものとネコの餌が一緒に置かれているのを世話をしている地域住民が見つけました。

近くには猫が吐き出したとみられる痕跡があったということです。

また、5月中旬以降、周辺の餌場でも複数回にわたり青い粉末状の毒餌のようなものが確認されているほか、6月9日には餌場の近くでネコが死んでいるのが見つかったということです。

団体では注意を呼びかけるポスターを作成し餌場近くに掲示したほか、警察に相談。

甲府警察署は動物愛護法違反の可能性もあるとして周辺をパトロールするなど警戒を強めていて、「不審な人や車両を見かけたら、迷わず110番通報してほしい」と呼びかけています。

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